PHPでランダム表示させる方法をサンプルコード付き解説!
数値、文字列、画像などをランダムに表示させることでWEBサイトやWEBアプリケーションの表現の幅を広げることができます。ランダムに表示させることは一見難しそうに思いますが、実は簡単に実装できます。この記事ではPHPでランダム表示させる方法を解説しています。
PHPでランダム表示させたい
プログラムでランダムに表示を変える機会は意外と多いです。
- 数値
- 文字列
- 画像
今回、PHPでランダム表示をさせる方法を解説していきます。
PHPでランダム表示させる方法
ランダムな数値
まずは最もシンプルなランダムな数値を表示してみたいと思います。
PHPでは乱数を生成するrand
関数が用意されています。
rand関数
rand(最小値, 最大値)
第一引数には最小値、第二引数には最大値を指定することでその範囲内のランダムな数値を戻り値として返します。
サンプルコードでは、ページを読み込むたびに0
から9
の範囲でランダムな数値を表示します。
ランダムな文字列
次にランダムな文字列を表示していきます。
配列$fruits
にランダムに表示したい文字列を代入します。
count
関数は引数に配列を指定することで、配列の要素数を戻り値として返します。
配列のインデックス番号の最大値は要素数-1
となるので、0
から要素数-1
の範囲内でランダムな数値を生成します。
生成したランダムな数値をインデックス番号として配列に対して指定することで、ランダムに文字列を表示することができます。
ランダムな画像
最後に、ランダムに画像を表示したいと思います。
基本的な処理の流れはランダムな文字列を表示したときと同じです。
配列$imgs
にランダムに表示した画像ファイル名を表現した文字列を代入します。
count
関数とrand
関数を用いて配列のインデックス番号がランダムに決定されるので、該当するインデックス番号の要素を変数$img
に代入します。
<img src="imgs/<?php echo $img; ?>">
変数$img
にはランダムなファイル名が代入されているので、img
タグのsrc
属性にファイルのパスを指定するように記述することで、ページが読み込まれるたびにランダムな画像を表示することができます。