PHPで文字列の中にスペースを挿入する方法を解説!
PHPで文字列の中にスペースを挿入する方法についてご紹介します。カード番号や郵便番号の体裁を整え、可視性を高めるのに役立ちます。
PHPで文字列の中にスペースを挿入したい
PHPで文字列の中にスペース(空白)を挿入する方法についてご紹介します。
例えばカード番号を4桁毎に空白で区切ったり、7桁の郵便番号をハイフン(-
)で区切るなど、決まったフォーマットに合わせて必要なスペースを挿入する事で、文字列の視認性が高くなります。
PHPで文字列の中にスペースを挿入する方法
PHPで文字列の中にスペースを挿入する方法について、いくつか実例を交えながらかご紹介します。
PHPで文字列の桁数毎に空白を挿入する
文字列を決まった桁数で分割し、間に空白を入れて再度連結するという方法をご紹介します。
ここでは、カード番号へ4桁毎の空白を挿入するサンプルを解説します。
16桁の文字列
$variable = '4012888888881881';
文字列の分割にはstr_split
関数を使って4桁毎の配列にします。
文字列を4桁数毎の配列にする
$variableSplit = str_split($variable, 4);
配列の連結にはimplode
関数を用います。第1引数に連結したい文字をセットします。空白の場合' '
となります。
配列を空白で連結する
$result = implode(' ', $variableSplit);
上記3つを実行した結果が、下記サンプルコードです。
4桁毎にスペースが入って見やすくなりましたね。
PHPで特定の文字を抽出して空白を挿入する
次に、特定の文字を抽出して空白を挿入する方法についてご紹介します。
特定の文字を抽出して置換するには「PHPで特定の文字列を削除する方法を解説!」でもご紹介したstr_replace
関数を用います。
カード番号
$variable = '4012-8888-8888-1881';
「-」を「空白」へ置換する
$variableReplace = str_replace('-', ' ', $variable);
サンプルの実行結果では、こちらも同じよう4桁毎に空白が入って見やすくなりました。
PHPで指定箇所に空白を挿入する
郵便番号の様に3桁-4桁の様に、指定箇所に空白を挿入したい場合には、substr
関数を使って、文字列から指定文字を抽出して連結します。
それでは郵便番号の成型をサンプルとして解説していきます。
7桁の文字列
$variable = '1638001';
まず、7桁の文字列から先頭3桁を抽出します。
先頭から3桁抽出
$start = substr($variable, 0, 3);
次に先頭3桁を除いて、末尾までの文字列を抽出します。
先頭3桁から末尾までを抽出
$end = substr($variable, 3);
抽出した文字列の間に空白を入れて連結します。
文字連結
$start . ' ' . $end;
郵便番号らしく空白の代わりにハイフン(-
)を使って実行してみましょう。
7桁の文字列が郵便番号に見えるようになりました。
ここで登場したstr_replace
関数・rtrim
関数については、下記にて解説しています。
ぜひあわせて確認してみましょう。
