span要素の幅(width)や高さ(height)を固定にする方法!
span要素の幅(width)や高さ(height)を固定にする方法について解説します。span要素の幅や高さはCSSで設定しないと変更したり、固定することはできません。ここではサンプルコードを用いて挙動を確認しながら解説します。
span要素の幅(width)や高さ(height)を固定にしたい
span要素の幅(width
)や高さ(height
)を変更して、固定にしたいという時があります。
しかしCSSでとある設定をしないとそれは実現できません。
では以下の項目でサンプルコードを用いて、span
要素の幅や高さを固定する方法について見ていきましょう。
span要素の幅(width)や高さ(height)を固定にする方法
ではspan
要素の幅や高さを固定にする方法について解説します。
HTML要素の幅や高さを変更する時に抑えておくべきこと
まずHTML要素の幅や高さを変更する時に抑えておくべき項目があります。
それは要素のdisplay
プロパティのデフォルト値についてです。
インライン要素のspan
要素のdisplay
プロパティのデフォルトはinline
です。実はdisplay
プロパティの値がinline
だとwidth
とheight
で幅と高さの調整が出来ないのです。
widthとheightで幅・高さを調整するには?
width
プロパティとheight
プロパティで幅と高さを調整するにはdisplay
プロパティをinline-block
かblock
にしましょう。これだけで幅・高さを調整できるようになります。
span
要素のdisplay
プロパティを変更した場合と、しなかった場合それぞれサンプルコードで挙動を確認してみましょう。
このようにdisplay
プロパティを変更した、.block2
と.block3
のみwidth
とheight
が適用されていることが分かります。
.blockはdisplay
プロパティの値がinline
のままで、幅・高さの調整が効かず今回は表示されていません。
displayプロパティの値による違い
最後に補足としてdisplay: inline-block;
とdisplay: block;
の違いについて簡単に解説します。
まずサンプルコードを用いて、挙動を確認してみましょう。
サンプルコードの挙動からinline-block
は横並び、block
は縦並びとなっていることが分かります。
ちなみにですがinline
も横並びとなります。
この並び以外にもdisplay
プロパティのinline
・inline-block
・block
の違いは他にもあります。興味ある方は下記を参考にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
span
要素以外にも、もし幅や高さを固定したいができないといった時はまず、display
プロパティを確認してください。
ここで紹介したことを覚えておくと、幅や高さを固定するとき悩むことなくできるので、ぜひ抑えておいてください。