適用できる要素 | スタイルが置換されていないブロックレベル要素・インラインブロック要素 |
---|---|
継承 | する |
初期値 | auto |
-ms-overflow-style
プロパティはMicrosoft拡張のプロパティで表示領域から溢れた要素でスクロールバーの表示を制御するプロパティです。
具体的には表示領域から溢れた場合にスクロールバーを表示・非表示、スクロールしている時に表示など制御する事が出来ます。
-ms-overflow-style
プロパティに設定できる値は下記となります。
キーワード | 意味 |
---|---|
auto | 初期値。ブラウザの設定に依存。 |
none | スクロールバーを表示しない。 |
scrollbar | スクロールバーを表示。 |
-ms-autohiding-scrollbar | スクロール中のみスクロールバーを表示 |
/* 構文 */
-ms-overflow-style: auto | none | scrollbar | -ms-autohiding-scrollbar;
/* 初期値 */
-ms-overflow-style: auto;
/* 指定できる値 */
-ms-overflow-style: none;
-ms-overflow-style: scrollbar;
-ms-overflow-style: -ms-autohiding-scrollbar;
上記のサンプルコードでは、overflow-y
プロパティでscroll
を設定しているためY軸方向でオーバーフローが発生した場合にスクロールとなります。
※IEなど対応しているブラウザでご確認下さい。
更に-ms-overflow-style
プロパティをnone
にしているため、IE・Edgeではスクロールバーが表示されなくなります。
-ms-overflow-style
プロパティはIEやEdgeなどMicrosoft拡張のプロパティで、それ以外のブラウザでは対応していないプロパティです。