適用できる要素 | 全て |
---|---|
継承 | しない |
初期値 | 0 |
border-radius
は要素の角を削って丸く表示させるCSSのプロパティです。一般的に角丸と言われるデザインはCSSのborder-radius
を使って実現が出来ます。
border-radius
プロパティをは4つの角を指定した角丸の設定の
border-radius
は4つの角の角丸の設定を一度に行うプロパティです。border-radius
の値は楕円半径の長さを指定するのですが、まずは仕組みから解説します。
border-radius
で作る角丸の丸みは楕円の4分の1の部分で表されます。つまり図にすると下記のイメージです。
要素の隅に円・楕円をイメージしその4分の1の部分が丸みとなります。またその円・楕円は半径が大きくなるほど丸みも大きくなります。
border-radius
では値は円・楕円の半径を指定します。
半径はpx
、%
、em
などの単位を使って設定します。%
は要素の幅と高さに対するパーセンテージとなります。
下記のように設定します。
設定の仕方としては一括の設定や4つの隅ごとに設定する方法など複数パターンあります。
border-radiusの値の設定
/* 円の半径を4隅に一括設定 */
border-radius: 12px;
/* 左上と右下が前者、右上と左下が後者の指定 */
border-radius: 15px 5%;
/* 左上・右上と左下・右下 */
border-radius: 4px 6px 8px;
/* 左上→右上→右下→左下 */
border-radius: 3px 3px 12px 0;
次に楕円の場合です。border-radius
では4つの隅は楕円で計算も出来ます。
楕円の場合は値の設定の仕方が下記のようになります。
border-radiusの値の設定
/* 基本 */
border-radius: [水平方向の指定 / 垂直方向の指定];
/* 4隅の水平方向の楕円の半径 / 4隅の垂直方向の楕円の半径 */
border-radius: 8px / 10px;
/* 左上と右下の水平方向の楕円の半径 | 右上と左下の水平方向の楕円の半径 / 左上と右下の垂直方向の半径 | 右上と左下の垂直方向の楕円の半径 */
border-radius: 4px 3% / 10px 20px;
/* 左上の水平方向の楕円の半径 | 右上と左下水平方向の楕円の半径 | 右下の水平方向の楕円の半径 / 左上の垂直方向の半径 | 右上と左下の垂直方向の楕円の半径 | 右下の垂直方向の楕円の半径 */
border-radius: 1px 2px 3em / 6px 4% 10%;
border-radius
のプロパティは要素に対して角丸を設定できます。border-radius
は背景色がついている要素や画像に対してよく利用されます。
続いてborder-radius
を使った円の作り方です。正方形のボックスを用意してborder-radius
で値を50%にすることで円にすることが出来ます。