デベロッパーツールで変更したHTMLやCSSを保存する方法!

デベロッパーツールではHTMLやCSSのスタイルを変更をかけリアルタイムでシミュレーションが出来ます。このシミュレーション結果のHTMLやCSSのファイルを保存する方法を解説していきます。

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  1. 1デベロッパーツールで変更したHTMLやCSSを保存したい
  2. 1.1CSSファイルを何度も更新する手間が省ける
  3. 1.2シミュレーション結果のHTMLやCSSファイル
  4. 2デベロッパーツールで変更したHTMLやCSSを保存する方法
  5. 2.1準備
  6. 2.2シミュレーション結果のファイルを保存する

デベロッパーツールで変更したHTMLやCSSを保存したい

みなさんはChromeのデベロッパーツールで要素を検証して、その要素のスタイルを編集してリアルタイムでシミュレーションするというやり方を使っていますか?

デベロッパーツールでCSSのシミュレートをしている画像
ChromeのデベロッパーツールではCSSのスタイルのシミュレーションが出来ます。要素を選択し、表示されたスタイルを直接編集することで画面上の表示をリアルタイムで変更(シミュレーション)することが出来ます。

CSSファイルを何度も更新する手間が省ける

Photo byStockSnap

例えばmarginpaddingなどの隙間の調整はCSSファイルを更新してブラウザを開いて、イメージと違えばもう一度CSSファイルを更新してブラウザを開いて...とこの作業を繰り返す必要があります。

しかしデベロッパーツールでスタイルのシミュレーションを行えば、この手間がなくなりシミュレーションした結果一番相応しい値を最後にCSSファイルに書けばOKで、このやり方の方が効率的です。

シミュレーション結果のHTMLやCSSファイル

さて、デベロッパーツールでシミュレートした結果と同じ値を手元のHTMLやCSSファイルに書き込めばシミュレーション結果と同じになりますが、時に変更箇所が多くどうせなら「シミュレーション結果のファイルを保存したい」と思うことがあります。

今回はデベロッパーツールでシミュレーションした結果のファイルを保存する方法を紹介します。

デベロッパーツールで変更したHTMLやCSSを保存する方法

まずはシミュレーション結果のHTMLやCSSファイルを保存したいフォルダを一つ作成しておきましょう。デスクトップでもダウンロードフォルダでもどこでも結構です。

準備

次に、Chromeでシミュレーションさせたいページを開いた状態でデベロッパーツールを開き、Sourcesタブを開きます。

デベロッパーツールのSourcesタブのサイドバーのアイコンアイコン
Sourcesタブの左側にあるサイドバーのアイコンをクリックしましょう。
Overridesのタブをクリック
サイドバーが開いたら、その中の「Overrides」をクリックしましょう。すると「+ Selected folder for overrides」が表示されますので、こちらをクリックします。

フォルダの選択になりますので、先程作成したシミュレート結果のHTML/CSSを保存する用のフォルダを選択しましょう。
Chromeにフォルダへの書き込み権限を与える
フォルダーへの書き込み権限与えるかどうかのアラートが表示されます。「許可」をクリックしましょう。
Overridesにフォルダが追加される
するとOverridesの箇所にフォルダが追加されているのが確認出来ます。

シミュレーション結果のファイルを保存する

Elementsでスタイルを更新
ではElementsのタブに戻り、HTMLやCSSのスタイルを更新してみましょう。
Sourcesのタブを見ると更新されたファイルがフォルダに追加されている
再びSourcesタブを開いてOverridesの中の追加したフォルダを見てみると、フォルダの中にシミュレーションされた結果のCSSファイルが追加されています。
Save as...
シミュレーション結果のファイルを保存するにはOverrides上で該当ファイルを右クリックでメニューを開きSave as...を選択とすることで変更されたファイルを保存することが出来ます。

以上でデベロッパーツールでシミュレーションした結果のファイルを保存することが出来ます。

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