PHPの三項演算子の使い方をサンプルコード付き解説!

PHPの三項演算子の使い方をサンプルコード付きで解説します。三項演算子とは何か、その使い方の基本と応用について紹介します。

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  1. 1三項演算子とは?
  2. 2PHPの三項演算子の使い方
  3. 3PHPの三項演算子の応用

三項演算子とは?

三項演算子(条件演算子とも呼ばれる)はif文と同じように条件式を評価し、条件式の評価がtrueならば式1を、falseならば式2を評価して返します。

三項演算子構文

条件式 ? 式1 : 式2

三項演算子は条件式の後に記号の?を記述し、式1と式2の区切りにはコロン:を記述します。

具体的な三項演算子の使い方を見ていきましょう。

PHPの三項演算子の使い方

例えば下記のようなif文があるとします。

if文の例

<?php
$name = "ポチ";
$msg = "";
if( $name === "ポチ" ) {
  $msg = "ポチです";
}else{
  $msg = "ポチではありません";
}
echo $msg;

上記のif文を三項演算子を使って下記のように記述出来ます。

三項演算子例

<?php
$name = "ポチ";
$msg = $name === "ポチ" ? "ポチです" : "ポチではありません";
echo $msg;

いかがでしょうか。if文の箇所が1行で記述でき、大分すっきりしましたね。

三項演算子では最初に条件式をとります。今回は$name === "ポチ"が条件式です。この結果がtrueであれば、「ポチです」が返り、falseであれば「ポチではありません」が返ります。

PHPの三項演算子の応用

三項演算子は下記のように式1の部分を省略して記述することも出来ます(PHP5.3以降)。

三項演算子例

<?php
$defaultName = "ポチ";
$name = "";
echo $name ?: $defaultName;
// 結果: ポチ

この記法の場合は条件式部分がtrueの場合は条件式の評価結果がそのまま返り(ここでは$namefalseの場合は$defaultNameが返ります。

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