PHPで変数名に変数を使える「可変変数」の使い方を紹介!
この記事ではPHPで変数名に変数を使う「可変変数」の使い方について紹介しています。使い方は簡単で、「可変変数」を用いることでコードを簡潔に記述でき、拡張性・保守性を良くすることができるので、ぜひ使い方を覚えておきましょう。
PHPで変数名に変数を使いたい
変数名は一度定義すると変更できないから、変数名を動的に変更させたいけどできないなと思ったことはないでしょうか?
実はPHPでは変数名に変数を使って変数名を動的に変更することができます。
PHPの可変変数とは?
PHPで変数名に変数を使ったものを「可変変数」と言います。
可変変数を用いることで、コードを簡潔に記述できる場合もあります。使い方も簡単なのでぜひ覚えておきましょう。
PHPの可変変数の使い方
それではサンプルコードを使って、PHPの可変変数の使い方を解説していきましょう。
基本的な使い方
変数$name
で変数の名前を"hello"
と定義しています。
${$name}
と記述することで可変変数を定義することが出来ます。また、$$name
と記述しても可変変数を定義することが出来ます。
値には"Hello World"
を指定しています。
変数$hello
をecho
関数で出力するとHello World
と表示され、可変変数を使うことが出来ているのを確認することが出来ます。
応用的な使い方
配列$month
に月の英語表記の文字列を要素として定義しています。
for
文の中で配列の要素を取得し、可変変数を用いてそれぞれ別の変数に代入しています。
$month1
,$month2
,$month3
,$month4
,,,と代入していくのに、可変変数を用いることでコードを簡潔に記述できています。
echo文
で変数$month9
を出力してみると、ちゃんと9月を表すSeptember
の文字が表示されています。
