JavaScriptで絶対値を取得する方法をサンプルコード付き解説!

JavaScriptで絶対値を取得する方法をサンプルコード付き解説します。JavaScriptで絶対値を取得するには、Mathオブジェクトの Math.abs メソッドを用います。ここではそのMath.abs メソッドの解説を行います。

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  1. 1JavaScriptで絶対値を取得したい
  2. 2JavaScriptで絶対値を取得する方法
  3. 2.1注意点
  4. 3まとめ

JavaScriptで絶対値を取得したい

距離を計算する時などに、JavaScriptで絶対値を取得したいというときがあるのではないでしょうか!?

ところで絶対値とは何か分からないための人に向け簡単に説明すると、絶対値とは、ある数・量を、正の値、負の値に関係なく、考えたときの値となります。

例えば、-1は1、1は1となります。また0は0です。

では以下の項目で、JavaScriptで絶対値を取得する方法について解説します。

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JavaScriptで絶対値を取得する方法

JavaScriptで絶対値を取得するには、Mathオブジェクトの Math.abs メソッドを用います。

ではサンプルコードを用いて挙動を見てみましょう。

このように-100が絶対値となり、100に変わっており、100+100が計算され200となり、ブラウザ上に反映されていることが分かります。

ではサンプルコードの解説を行います。

JavaScriptのMath.absメソッドの引数に、絶対値として表したい数値などを渡します。
そうするとMath.absメソッドが数値の絶対値を返してくれます。

それを変数に入れ、innerTextによりブラウザ上に反映させています。

注意点

value result
undefined NaN
false 0
true 1
null 0
{} NaN
[] 0
0 0
1 1
-1 1
empty 0
'hoge' NaN
-Infinity Infinity
NaN NaN
/reg/ NaN

このようにMath.absメソッドではNaNを返す場合がいくつかあります。

NaNは全てfalseとなり、使い方によってはバグを生む原因となるので、NaNを返す値はMath.absメソッドの引数に渡さないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

JavaScriptで絶対値を取得する方法をこれで理解できたかと思います。

そしてMath.absメソッドを用いる場合、最後に説明した注意点があるのですが、この注意点を回避する方法を以下の記事で解説しています。

では以下の記事と合わせて、ぜひJavaScriptで絶対値を取得してみてください。

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