CSSで二重線を引く方法をサンプルコード付きで解説!
CSSで二重線を引く方法をサンプルコード付きで解説します。CSSで二重線を引く方法は色々な方法があります。また、その応用で3重線を引くこともできます。それぞれの長所、短所を押さえ、適切な方法で実装できるようにしっかりとマスターしましょう!
CSSで二重線を引きたい
サイト制作で強調する際など、上記のような二重線を用いることがあると思います。
HTML/CSSで二重線を実装する方法は3種類ありますが、それぞれ特徴が違います。それぞれサンプルコード付きで解説します。ぜひその違いを押さえて、適切な実装方法がとれるようしましょう。
CSSで二重線を引く方法
borderプロパティのみで行う方法
これがもっともシンプルな方法です。border
プロパティの値に対してdouble
を与えます。そうすることで簡単に二重線を実装できます。ここで注意点ですがborder
プロパティで二重線にするためには線の太さが3px
以上である必要があります。
以下サンプルコードで確認してください。
二重線を簡単に実装できるborder
プロパティですが、色違いや太さがそれぞれ違う二重線など複雑な実装は行えません。ですので、シンプルな二重線に適している方法です。
次から解説する方法は、この問題を解決することができます。
outlineプロパティを用いる方法
次に内側にborder
プロパティ、外側にoutline
プロパティを用いる方法を解説します。この方法ではborder
プロパティとoutline
プロパティそれぞれを調節できるため細かい表現が可能です。
また、プログラム内にプロパティについての説明を付けていますので合わせて確認ください。
上記のように実装できました。しかしoutline
プロパティを用いる際も注意が必要です。この方法はIEでは実装できません。 outline-offset
プロパティがIE非対応だからです。注意してください。
疑似要素を用いる方法
最後に疑似要素を用いる方法を解説します。border
プロパティの内側に疑似要素の::before
と::after
を用いて実装します。
この方法でも色違いや太さ違いの線を実装できます。この方法は少しコードが長くなりますが、細かい表現をできますし、非対応のブラウザはありません。では、サンプルコードを確認してください。
また、疑似要素を用いて::before
と::after
の両方とborder
プロパティを用いると3重線を実装することができます。そのほかにもtop
やleft
プロパティの値を変更することで様々デザインを実装できます。
以下のサンプルコードで確認してください。
まとめ
以上3つの方法の長所、短所をそれぞれ解説しました。サイトに適切に実装するために、是非それぞれの方法を理解し、使いこなせるようにしてください!